2012年8月東北ボランティア

日時:2012年8月27日~29日(実働28日~29日)
場所:宮城県女川町出島(いずしま)
ワーク内容:島の漁師さんの漁具入れ(物置きづくり)


今回のボランティアは、SUACから7人、MGUから1人の合計8人で1チームとして派遣されました。
このブログ記事はその活動について、個人個人の感想をまとめたものです。


【田中・2年】

私にとって今回の東北ボランティアが初めての経験でした。ずっと「いつか行こう」という気持ちだけが出て実行に移せないでいました。
しかし行ってみてとてもいい経験になったし、普段学校があるときにはなかなか行けない人も、このような長期休みを利用すると大きな一歩が踏み出せると思います。
私が今回一番印象に残っていることは、私たちが物置きづくりをお手伝いした島の方たちがみなさん明るく優しかったことです。
島民の方たちからしたら完全な部外者である私たちを受け入れてくれて、建設作業は初心者の私たちにできる仕事を与えてくれました。
自分ができる仕事を見つけて、率先して活動していくことがどんな場面でも重要です。
誰にでもその人にしかできない仕事がきっとあります。今回はそれを発見できるボランティアでもありました。



【古田・1年】

高校生の時から東北のボランティアに行きたいと思っていました。今回、夏休みにまとまった時間をとることができて、被災地に行く機会が出来たことを嬉しく思っています。
被災地に行きたいと思ったのは、日本国内で起きていることを他人事にしたくないと感じていたからです。テレビ、新聞などのメディアでは震災当時ほど東日本大震災のことを取り扱わなくなりました。それだけ目に見える部分では復興が進んでいるのかもしれませんが、被災地では元々あった家は無くなり、また住めない家が溢れ、山には津波の来たところまで浮きが揚がっているところを目にしました。悲惨さは少しずつ取り除かれつつあるものの、それで震災が終わるわけではないんだと思わされました。逆に、そういった震災を物語る痕跡が消えてしまった後にも人々が震災を忘れられないような努力を、私たちがしていかなければならないと思います。
今回私たちが行った漁具用倉庫の製作が、そんな被災地の復興の一助になればいいなあと思います。ただ、今回のボランティアはたった一つの倉庫を作るお手伝いをしてきたというだけのボランティアです。自分一人では本当に無力だと実感しました。自分には何ができるのか、これから考えていきたいと思います。


2012年8月東北ボランティア


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